山の話 海の女王、山で暮らす——祖母山という問い なぜ海の女神・豊玉姫の名が山の頂に刻まれているのか。祖母山1756mの稜線を歩きながら、神話と棚田と山の景色が交差する問いを追った登山エッセイ。 2026.04.03 山の話
山の話 理由なんて、あとからでいい——山野井泰史という生き方 世の中には、やたらと理由を欲しがる人がいる。「それ、なんのためにやってるの?」「続けて意味あるの?」「将来どうなるの?」たいていは悪気があるわけじゃない。ただ不安なだけだ。理由があれば安心できるし、説明できれば“ちゃんとした人生”に見える。... 2026.04.01 山の話
八百屋の話 AIを使ったら、りんごの説明が劇的にうまくなった話 「このりんご、甘いですか?」青果売り場に立っていると、一日に何度もこの質問をもらう。甘いか甘くないか。硬いか柔らかいか。酸っぱいか酸っぱくないか。シンプルな問いだ。でも、棚に並ぶりんごの品種が5つも6つもあると、頭の中でだんだん情報が混線し... 2026.03.31 八百屋の話
山の話 山と父と、あの朝のトイレのこと 子どもの頃、父がぽつりと言ったことがある。「山、行くか」それだけだった。特別な前置きも、理由もなかった。父という人は、そういう男だった。多くを語らず、誘う時も誘われた側が断れないほどの静けさで、ただ一言だけ置いていく。私はうん、と言った。今... 2026.03.29 山の話