山の話

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平治岳のミヤマキリシマ——山は、約束を守る

ミヤマキリシマという名前を、声に出して言ってみてほしい。深山霧島。霧の深い山に咲く、霧島の花。言葉そのものに、どこか湿った風の匂いがする。前日の夜、私は車の中で眠った。駐車場が朝には満車になるという話を聞いていたから、そうするほかなかった。...
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ミヤマキリシマの烏帽子岳に朝駆けすべきでない理由

阿蘇・烏帽子岳。その名前を聞いたとき、私はなぜかすぐに行こうと思った。理由なんてない。強いて言えば、名前が格好いい。それだけだ。烏帽子というのは、平安貴族や神職が頭に被る、あの黒くて縦長の帽子のことだ。山の形がそれに似ているからそう呼ばれて...
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福岡から富士山へ行きたいけど、何から始めればいい?【2026年完全ガイド】

あの山を初めて意識したのは、いつのことだっただろう。新幹線の窓から見えた、というわけではない。絵葉書や教科書の写真でもない。ただある日ふと、「富士山に、登れるものなのだろうか」と思った。漠然と、しかし確かに。由布岳でブロッケン現象を目にした...
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英彦山に本宮を見に行った話

去年の12月、英彦山の本宮が改修工事を終えたというニュースを目にした。あの山頂の社が、どんな姿になったのか。それを確かめたいという気持ちが、ずっと頭の端に引っかかっていた。登山の動機というのは人それぞれだ。絶景を見たい、体を鍛えたい、精神を...
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【高崎山登山】サルだけじゃなかった。別府湾を一望する628mの小さな大きな山

「高崎山」と聞いて、まず何を思い浮かべますか。おそらく9割の人が「サル」と答えると思う。ニホンザルが1000頭以上いる自然動物園。子どもの頃にテレビで見た、あの場所。登山の山として意識したことは、正直なかった。ところが実際に登ってみたら、思...
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【実録】くじゅう大船山のミヤマキリシマ完全攻略ガイド!

御池の絶景を混雑回避して楽しむための登山ルートと注意点九州のハイカーなら誰もが一度は夢見る、くじゅう連山・大船山(たいせんざん)のミヤマキリシマ。特に山頂直下にある「御池(おいけ)」をピンクに染め上げる光景は、まさに地上に現れた極楽浄土のよ...
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夜明けを盗みに行け——朝駆けという、正気を失った者だけが知る山の顔

午前2時に起き、暗い登山道をヘッドランプ一本で登る「朝駆け」。由布岳で見た雲海、星空、夜明けの光と風——言葉では半分しか伝わらないが、その半分を書いた。
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海の女王、山で暮らす——祖母山という問い

なぜ海の女神・豊玉姫の名が山の頂に刻まれているのか。祖母山1756mの稜線を歩きながら、神話と棚田と山の景色が交差する問いを追った登山エッセイ。